“Let’s ~” って、誰に向かって言ってるのか分かりにくくないですか?
「〜しよう」と訳されることが多いこの表現。でも、「いきなり提案してる感じが強すぎる?」「なんだか強引?」と不安に思ったことはありませんか?
私自身も英語学習を始めたばかりの頃、“Let’s go!” や “Let’s try it.” などを使うたびに、「これってちょっと上から目線じゃないかな…」と戸惑っていました。
この記事では、そんな“Let’s ~” の意味・使い方・例文を、初心者が感じやすい疑問や戸惑いを解消しながら、わかりやすく解説していきます。

今回の「Let’s ~」のように、英会話の基本フレーズはパターンで覚えることが大切です。
以下の記事では、日常の英会話で使われる必須の表現をジャンルごとにまとめています。
ぜひ全てマスターして、効率的に話せるようになりましょう!
「Let’s ~」の意味・使い方
「Let’s ~」は「~しよう」という意味で、相手と一緒に何かをする提案をする表現です。このフレーズの後には動詞の原形が続きます。
「Let’s」は「Let us」の短縮形です。直訳すると「私たちに~させよう」ですが、これが転じて「一緒に~しよう」となります。
「us」は「私たち」を意味し、これにより共同で何かを行う意図を表現します。
このように、「Let’s」の後に動詞の原形を置くだけで、多くの場面で使える便利な表現になります。

💡 “Let’s ~”って強引?
初心者の方からよく聞くこの疑問。でも実は、“Let’s ~” は「一緒にやろう!」という前向きでフレンドリーな表現なんです。
ネイティブは「Let’s go!」「Let’s try it.」などを自然な誘いかけとして使っていて、命令っぽい印象はあまり持ちません。
不安に思う必要はなく、むしろ「一緒にやるぞ!」という空気を作れるので、会話の中で使うと距離感がぐっと縮まります。
相手との関係を築く一歩として、積極的に使ってみましょう。
「Let’s ~」を使った例文
以下は、「Let’s ~」を使った会話の例です。実際に場面を想像しながら確認してみましょう。音声もぜひチェックしてください。
友達との会話

Let’s play soccer after school.
放課後にサッカーをしよう。



Sounds great!
いいね!
職場での会話



Let’s have a meeting tomorrow morning.
明日の朝、会議をしましょう。



Okay, I’ll be there.
わかりました、出席します。
家族との会話



Let’s go for a drive this weekend.
今週末、ドライブに行こう。



That sounds fun!
楽しそう!
「Let’s~」に似た表現との比較
以下は、「Let’s ~」と同じような誘いのフレーズについて、ニュアンスを比較したものです。
「Let’s ~」はカジュアルな表現で、丁寧さは低め(★★☆☆☆)、気持ちの強さは高め(★★★★☆)です。友人間やカジュアルなシチュエーションで使われ、直接的に提案をする際に適しています。
表現 | 日本語の意味 | 丁寧さ | 気持ちの強さ | 使われる シチュエーション |
---|---|---|---|---|
Let’s + 動詞の原形 | ~しましょう | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | カジュアル 友人間 |
Would you like to + 動詞の原形? | ~しませんか? | ★★★★★ | ★★★☆☆ | 丁寧なカジュアル ビジネス |
Do you want to + 動詞の原形? | ~したいですか? | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | カジュアル 友人間 |
Why don’t we + 動詞の原形? | ~しませんか? | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | カジュアル 友人間 |
Shall we + 動詞の原形? | ~しませんか? | ★★★★★ | ★★★☆☆ | 丁寧なカジュアル フォーマル |
Do you feel like + 動名詞? | ~する気が ありますか? | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | カジュアル 日常会話 |
練習問題
以下は、今回紹介したいくつかの例文です。実際に作文をすることで表現が定着します。日本語から英語にしてみましょう。
以下を英語で言ってみましょう
今週末、ドライブに行こう。
以下を英語で言ってみましょう
放課後にサッカーをしよう。
以下を英語で言ってみましょう
明日の朝、会議をしましょう。
まとめ:「Let’s ~」の意味・使い方
「Let’s ~」は、「~しよう」と英語で共同の行動を提案する際の便利なフレーズです。
文法的には、「Let’s」の後に動詞の原形を続けるだけで、多くの場面で自然に使うことができます。
この表現を使いこなせば、友達とのカジュアルな会話から職場での提案まで、さまざまなシチュエーションで役立ちます。
ぜひ、実際の会話でどんどん使ってみてください。音声を真似して練習することで、自然に使えるようになるでしょう。
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