【発表がスムーズに】英語プレゼンするなら覚えたい基本フレーズ14選

たぬ(助手)

英語でプレゼンってハードル高そう

ぬこ(筆者)

発表は決まったテンプレがあるよ

英語でプレゼンをするとなると、内容よりも「ちゃんと話せるか」が気になってしまう人は多いのではないでしょうか。私も初めて英語で発表したとき、スライドより自分の英語に意識が向いてしまい、途中で頭が真っ白になったことがあります。

実は、プレゼンの英語は難しい文法を使う必要はありません。決まったフレーズを型で覚えておくことで、どんな場面でも自然に話し出せるようになります。

この記事では、外資系エンジニアの私が実際に使っている「英語プレゼンで役立つ基本フレーズ」を、始まり・説明中・締めの3ステップに分けて紹介します。これから初めて英語で発表する方も、プレゼンをスムーズに進めるコツがきっとつかめるはずです。

目次

プレゼンの始まりで使える4つの英語フレーズ

英語プレゼンの最初の数秒は、聞き手の印象を決める大切な時間です。 この「入り方」で空気が変わるといっても過言ではありません。 ここでは、発表をスムーズに始めるための基本フレーズを4つ紹介します。

1. Thank you for coming today.(本日はお越しいただきありがとうございます)

Good morning, everyone. Thank you for coming today.
「皆さん、おはようございます。本日はお越しいただきありがとうございます。」

もっとも定番で、一番最初に話し始めるときに最適なフレーズです。 オンラインでの発表の場合はcomingの代わりに「joining」(参加する)を使いましょう。

発表の冒頭は緊張するので、このフレーズを丸ごと暗記しておくことで安心して発表に臨めます。

2. Let me briefly introduce myself.(簡単に自己紹介させてください)

Let me briefly introduce myself.
「簡単に自己紹介させてください。」

自分の役職や担当を軽く紹介するときの定番です。 “introduce about myself” は誤用なので注意しましょう。 “briefly” を加えると、「短く済ませます」という控えめな印象になり、聞き手に好印象です。

3. Today, I’d like to talk about ~.(今日は〜についてお話しします)

Today, I’d like to talk about our new project.
「今日は新しいプロジェクトについてお話しします。」

プレゼンの目的を伝える基本フレーズ。 “I want to talk about” よりも柔らかく丁寧で、プレゼンの始まりに適した表現です。

4. First, I’ll explain ~, and then I’ll show ~.(まず~を説明し、その後~をお見せします)

First, I’ll explain the background, and then I’ll show the results.
「まず背景を説明し、その後結果をお見せします。」

発表の流れを最初に伝えることで、聞き手が内容を追いやすくなります。全体構成を最初に明示することが理解の助けになるのでぜひ使ってみましょう。

私も初めての英語プレゼンで「何を話すのか」を伝えずに始めてしまい、途中で「What’s the point?(要点は?)」と質問されて焦った経験があります。それ以来、この一言は必ず入れるようにしています。

説明中に使える5つの英語フレーズ

プレゼンの中盤では、スライドを切り替えたり、ポイントを強調したりする場面が多くなります。 英語での説明は、長文よりも「短い一言」でテンポよくつなぐのがコツです。

また、プレゼンを聞いている人も常に集中できるわけではありません。ときどき簡単な一言で注意を引き戻すことが、最後まで聞いてもらうためのポイントです。

ここでは、流れをスムーズにしつつ、聞き手の注意を引くための5つの便利フレーズを紹介します。

5. Let’s move on to the next slide.(次のスライドに移りましょう)

Let’s move on to the next slide.
「次のスライドに移りましょう。」

スライドを進めるときの定番フレーズです。 “move on” には「次に進む」という意味があり、発表をリードしている印象を与えます。

私は緊張しているときほど、こうした“型フレーズ”を使うようにしています。頭が真っ白になっても、この一言で流れを取り戻せます。

6. Now, let’s take a look at this chart.(このグラフを見てみましょう)

Now, let’s take a look at this chart.
「では、このグラフを見てみましょう。」

グラフや図を示すときに最もよく使われる表現です。 “take a look at” は “see” よりも柔らかく、プレゼンで聞き手に視線を誘導したいときにぴったりです。

7. This is the key point of my presentation.(ここがプレゼンの重要なポイントです)

This is the key point of my presentation.
「ここがプレゼンの重要なポイントです。」

最も強調したい部分で使うフレーズです。 “key point” は「要点」という意味で、強調したい箇所の直前で一度止めて言うと、より印象に残ります。

8. For example, ~.(例えば、~)

For example, our team applied this method to the previous project.
「例えば、この方法を前回のプロジェクトに適用しました。」

例を挙げるときの定番フレーズです。非常にシンプルな表現ですが、ビジネスでもよく使われます。 具体例を出すことで、説明が一気にわかりやすくなるので積極的に使いましょう。

9. As you can see, ~.(ご覧のとおり、~)

As you can see on this slide, the result has improved significantly.
「ご覧のとおり、結果は大きく改善しています。」

スライドや図を説明するときに万能なフレーズです。 “as you can see” は「こちらをご覧ください」という意味で、 英語プレゼンの最頻出表現のひとつです。

「こちらをご覧ください」と言いながら、その後に言う内容を考えるための時間稼ぎとして私はよく使っています。

締めと質疑応答で使える5つの英語フレーズ

英語プレゼンの終盤では、内容を簡潔にまとめ、聞き手に好印象を残すことが大切です。 また、質疑応答では、質問を受けても慌てず対応できるように「型」を決めておくと安心です。

ここでは、締めとQ&Aで使える5つの基本フレーズを紹介します。

10. That’s all for my presentation.(以上で発表を終わります)

That’s all for my presentation.
「以上で発表を終わります。」

もっとも一般的な締めの言葉です。 「That’s all」で「これで全部です」という意味になり、きれいに話をまとめることができます。 最後は一呼吸おいてから、落ち着いてゆっくり言うのがポイントです。

11. Thank you for listening.(ご清聴ありがとうございました)

Thank you for listening.
「ご清聴ありがとうございました。」

締めの「That’s all for my presentation.」のあとに添える定番の一言です。 “Thank you for your attention.” も同じ意味ですが、ややフォーマル。 社内での発表なら “Thank you for listening.” の方が自然です。

12. Do you have any questions?(何か質問はありますか?)

Do you have any questions?
「何か質問はありますか?」

質疑応答に入るときの基本表現です。 もう少し柔らかく言いたい場合は省略した “Any questions?”(質問ありますか?)もおすすめです。 語尾を少し上げるトーンで言うと、相手が発言しやすくなります。

13. That’s a good question.(いい質問ですね)

That’s a good question. Let me explain.
「いい質問ですね。説明しますね。」

質問を受けたときのリアクションとして最適な一言です。 すぐに答えが出てこないときでも、まずこの一言を挟むことで落ち着いて考える時間を作れます。 「聞いてくれて嬉しい」という姿勢を伝えることがポイントです。

14. I’ll get back to you later on that.(その件は後ほどお答えします)

I’ll get back to you later on that.
「その件は後ほどお答えします。」

その場で回答できないときのスマートな返し方です。 “I’ll check it and let you know.”(確認してお伝えします) と言い換えることもできます。 ただし、使いすぎ注意です。

まとめ:英語プレゼンで使える便利なフレーズを覚えよう

ぬこ(筆者)

今回は、プレゼンで使える
基本英語フレーズを紹介しました。

  • プレゼンは「型」で覚えると、緊張してもスムーズに話せる
  • 中盤では「短い一言」で流れを作り、聞き手の注意を引くことが大切
  • 完璧な英語よりも、落ち着いて話す姿勢が信頼を生む

英語のプレゼンはハードルが高いと感じるかもしれませんが、ある程度決まった型を覚えておくだけで難易度はグっと下がります。

この記事で紹介した14の定番フレーズを覚えて、安心して発表できるようになりましょう。

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筆者ぬこ

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