「なんか~したい気分...」を英語で言えますか?
英語のフレーズ「I feel like~」は、自分の気分や感覚を表現するときに使われる便利な表現です。
例えば、以下のような文で使うことができます。
“I feel like taking a break.“
休憩したい気分です。
今回は、この「I feel like~」という表現について詳しく解説します。
例文を音声付きで紹介しますので、英文を読むだけでなく音声を聞きながら練習してみましょう。
今回の「I feel like~」のように、英会話の基本フレーズはパターンで覚えることが大切です。
以下の記事では、日常の英会話で使われる必須の表現をジャンルごとにまとめています。
ぜひ全てマスターして効率的に話せるようになりましょう!

「I feel like~」の意味と使い方

「I feel like~」は、自分の気分や感覚を伝えるときに使う英語表現です。特に、「~したい気分」や「~のように感じる」と言いたいときに役立ちます。
- 「I feel like~」の基本的な意味
- 「I feel like~」と「I want to~」の違い
- 「I feel like~」の文法的な特徴
- 「feel like + to不定詞」が間違いになる理由
「I feel like~」の基本的な意味
「I feel like~」は、「~したい気分だ」や「~のように感じる」といった意味を持ちます。例えば、「I feel like going for a walk.」は「散歩に行きたい気分だ」となります。
I feel like = ~したい気分(直観的な感情)

カジュアルな場面で使う表現だよ
「I feel like~」と「I want to~」の違い
「I want to~」も「~したい」という意味ですが、「I feel like~」とは使われ方に違いがあります。
ネイティブの同僚によると、「I feel like~」はその瞬間の気分に基づく発言で、「I want to~」はより強い意志や目的を持った表現 とのこと。
I feel like quitting my job. | 「(なんとなく)仕事を辞めたい気分(でも本気ではない)」 |
I want to quit my job. | 「本気で仕事を辞めたい(強い決意)」 |
このように、「I feel like~」は気まぐれな感情、「I want to~」はしっかりとした意志を表すときに使います。
「I feel like~」の文法的な特徴
「I feel like~」の後には、動名詞(動詞の-ing形)や名詞が続きます。
I feel like eating something sweet.
甘いものが食べたい気分です。
また、「I feel like + 名詞」の形では、「~のように感じる」という意味になります。
「feel like + to不定詞」が間違いになる理由
「I feel like」の後に「to + 動詞の原形(不定詞)」を続けるのは文法的に誤りです。
これは、「like」が前置詞として使われているため、後ろには名詞または動名詞(~ing形)が続くという英語の文法ルールがあるからです。
「feel like」の「like」は「~のような」という意味の前置詞なので、その後には動名詞(-ing形)を使う必要があります。
「like」が前置詞として使われる場合の詳しい説明は以下の記事もチェックしてみてください。


「I feel like~」を使った例文
ここでは、「I feel like~」を使った具体的な例文を紹介します。日常会話でよく使われるパターンを確認し、実際の会話で活用してみましょう。
- 日常会話での例文
- その時の気分を表す例文
- 気分を伝える表現のバリエーション
日常会話での例文
日常的な場面で使える「I feel like~」の例文を紹介します。
I feel like taking a nap.
昼寝したい気分です。
I feel like eating sushi tonight.
今夜はお寿司が食べたい気分です。
その時の気分を表す例文
気分の変化や感情を表すときに使える例文です。
I feel like crying.
泣きたい気分です。
また、feel likeの後には文(主語+動詞を含むもの)を置くこともできます。
I feel like I’m getting sick.
風邪をひきそうな気がします。
気分を伝える表現のバリエーション
「I feel like~」と似た意味で使える表現もチェックしておきましょう。
I feel like a winner!
勝者になった気分です!
I feel like a fool.
バカみたいな気分です。
このように、「I feel like~」はその時の気分や感情を簡単に伝えられる表現です。いろいろな場面で活用してみましょう。
「I feel like~」に似た表現との比較
「I feel like~」は、「~したい」といった願望を伝える便利な表現ですが、同じような意味を持つフレーズがいくつかあります。
以下の表で、それぞれのニュアンスや使い方の違いを比較してみましょう。
表現 | 日本語の意味 | 丁寧さ | 気持ちの強さ | 使われるシチュエーション |
---|---|---|---|---|
I want to + 動詞の原形 | ~したい | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | カジュアル、 友人間 |
I’d like to + 動詞の原形 | ~したい | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | フォーマル、 ビジネス |
I hope + 文 | ~だといいな | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 丁寧なカジュアル、 ビジネス |
I feel like + 動名詞 | ~したい気分 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | カジュアル、 日常会話 |
I’d rather + 動詞の原形 | どちらかと言うと ~したい | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 丁寧なカジュアル、 友人間 |
I can’t wait to + 動詞の原形 | ~するのが 待ちきれない | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | カジュアル、 友人間 |
I wish + 仮定法 | ~だったら よかったのに | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | 丁寧なカジュアル、 ビジネス |
「I feel like~」は、日常的に使いやすいフレーズですが、「I want to~」のように直接的な希望を表す表現や、「I’d like to~」のように丁寧な言い方との違いを意識すると、より適切に使い分けることができます。
また、「I’d rather~」は選択肢があるときの好みを伝えたり、「I wish~」は実現しない願望を表現したりするときに使います。
状況に応じて使い分けることで、より自然な英語表現ができるようになります。
まとめ:「I feel like~」の意味と使い方



今回のポイントをまとめるよ!
- 「I feel like~」は気分や感情を表す英語表現
- 「I feel like」の後には動名詞または名詞を置く
- 「I want to~」よりも感覚的な表現で、「I’d like to~」よりカジュアル
今回は、「I feel like~」の意味と使い方について詳しく解説しました。
このフレーズは、気分や感覚を伝えるのに便利な表現です。「I feel like going for a walk.(散歩に行きたい気分)」のように、日常の会話で使うとよいでしょう。
また、似た表現として「I want to~」「I’d rather~」「I wish~」などがあり、それぞれニュアンスが異なります。
これらの願望の表現について詳しく知りたい方は、【want to以外も】英語で「~したい」と願望を伝えるフレーズ7選もチェックしてみてください!
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