“I hope” の後って、現在形?過去形?それとも will?
“I hope you have a great time.”
“I hope it doesn’t rain.”
どちらも未来のことを言っているのに、なぜ 現在形 が使われているのか、不思議に思ったことはありませんか?
私も最初、「未来のことなんだから will を使うんじゃないの?」と戸惑ったことがあります。
実は “I hope ~” は、「これから起こることに対する願い」を表す表現で、その後には現在形を使うのが基本ルールなんです。
この記事では、“I hope ~” の正しい意味・使い方を、例文つきでわかりやすく解説しながら、“I wish ~” や “hope+will” との違いについても詳しく紹介していきます。

今回の「I hope ~」のように、英会話の基本フレーズはパターンで覚えることが大切です。
以下の記事では、日常の英会話で使われる必須の表現をジャンルごとにまとめています。
ぜひ全てマスターして、効率的に話せるようになりましょう!
「I hope ~」の意味・使い方
「I hope ~」は「~であることを願っています」という意味で、未来に対する期待や希望を表現するフレーズです。このフレーズの後には、主語と動詞が続きます。
この表現は、相手の幸せや成功を祈るときに使われます。心からの願いや期待を伝えることで、相手に対する思いやりや配慮を示すことができます。
このように、「I hope」の後に主語と動詞を続けるだけで、多くの場面で使える便利な表現になります。

💡 “I hope ~”と“I wish ~”ってどう違う?
“I hope ~”は、これから起こること・可能性があることに対して「~だといいな」と期待する表現です。
一方、“I wish ~”は、現実とは違う願望や、すでに起きてしまったことに使うため、少し切ない・非現実的な響きがあります。
違いを意識するだけで、英語の感情表現のレベルが上がります。
「I hope ~」を使った例文
以下は、日常生活において「I hope ~」を使う場面の例です。実際に場面を想像しながら確認してみましょう。音声もぜひチェックしてください。
友人への願い

I hope you pass the exam.
試験に合格しますように。
天気への願い



I hope it stays sunny.
晴れが続きますように。
仕事での期待



I hope we can finish the project on time.
プロジェクトが時間通りに終わりますように。
練習問題
以下は、今回紹介したいくつかの例文です。実際に作文をすることで表現が定着します。日本語から英語にしてみましょう。
以下を英語で言ってみましょう
試験に合格しますように。
以下を英語で言ってみましょう
晴れが続きますように。
以下を英語で言ってみましょう
プロジェクトが時間通りに終わりますように。
「I hope ~」に似た表現との比較
以下に、「I hope ~」と同じく英語で「~だといいな」を表す表現と、そのニュアンスをまとめてみました。
「I hope ~」は、丁寧さは高め(★★★★☆)で、気持ちの強さも高い(★★★★☆)。丁寧なカジュアルな場面やビジネスシーンで使われ、相手に対して配慮を示しながら自分の期待を伝えるのに最適です。
表現 | 日本語の意味 | 丁寧さ | 気持ちの強さ | 使われるシチュエーション |
---|---|---|---|---|
I want to + 動詞の原形 | ~したい | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | カジュアル、 友人間 |
I’d like to + 動詞の原形 | ~したい | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | フォーマル、 ビジネス |
I hope + 文 | ~だといいな | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 丁寧なカジュアル、 ビジネス |
I feel like + 動名詞 | ~したい気分 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | カジュアル、 日常会話 |
I’d rather + 動詞の原形 | どちらかと言うと ~したい | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 丁寧なカジュアル、 友人間 |
I can’t wait to + 動詞の原形 | ~するのが 待ちきれない | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | カジュアル、 友人間 |
I wish + 仮定法 | ~だったら よかったのに | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | 丁寧なカジュアル、 ビジネス |
まとめ:「I hope ~」の意味・使い方
「I hope ~」は、英語で自分の願いや期待を丁寧に伝えるための便利なフレーズです。文法的には、「I hope」の後に主語と動詞を続けるだけで、多くの場面で自然に使うことができます。
この表現を使いこなせば、友人への願いや天気についての希望、仕事での期待など、さまざまなシチュエーションで役立ちます。
ぜひ、実際の会話でどんどん使ってみてください。音声を真似して練習することで、自然に使えるようになるでしょう。
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