“make sense” って、ネイティブがよく使っているのを耳にするけど、いざ意味を説明しようとすると戸惑いませんか?
「意味がある?」「センスを作る?」「どういうこと?」と、頭の中がモヤモヤする人も多いのではないでしょうか。
- It makes sense.(?)
- That doesn’t make sense.(??)
- Does that make sense?(え、何て聞かれてるの?)
一見シンプルなのに、日本語にしづらいこの表現。
でも実は、“話のつじつまが合っていて納得できる” という、とても便利なフレーズです。
この記事では、そんな「make sense」の意味・使い方・覚え方を、イメージや例文とともにやさしく解説していきます。
“make sense” の意味と使い方

make sense は、日常会話からビジネスのやりとりまで幅広く使われる英語表現です。意味はシンプルで、次のように覚えておけばOKです。
make sense = 理にかなっている/納得できる/わかりやすい
つまり、話や考えに「筋が通っている」「つじつまが合っている」というときに使います。
なぜ「make sense = 理にかなっている」になるのか?
“make sense” を直訳すると「センスを作る?」となってしまい、いまいち意味がつかめません。
でも実は、それぞれの語の意味をイメージすると、自然とつながってきます。
make は「〜を作る」
ここでの “make” は、「作り出す・生み出す」のニュアンス。つまり「何かの状態を作る」という意味です。
ここまでは簡単ですね。
sense は「感覚・道理・意味」
“sense” にはいろいろな意味がありますが、ここでは次のように捉えるのがポイントです。
sense = 「筋が通っている感じ」「道理」「わかる感覚」

たとえば「common sense」も
「常識(共通の感覚)」ですよね。
make + sense = 道理を作る
2つを組み合わせると、「筋が通る状態を作る」=「理にかなっている/納得できる」という意味になるのです。
この表現は「誰かが sense を持っている」のではなく、話の内容そのものが sense を生み出しているという構造です。


“make sense”を使った例文
実際にどんな場面で “make sense” が使われているのか、英文と日本語訳を見ながら確認してみましょう。
今回は、納得する・伝わっているか確認する という2つのシーンを想定した例文をご紹介します。


まとめ:make sense は「納得」の定番フレーズ



今回の表現はこれでばっちり!
make sense は、「理にかなっている」「筋が通っている」という意味で使われる、とても汎用性の高い表現です。
- It makes sense. → 納得したときに
- That doesn’t make sense. → 話が分からない場合に
- Does that make sense? → 説明が伝わったか確認するときに
というように、使い方もセットで覚えておくと自然に使えるようになります。
make(作る)+ sense(感覚・道理)=「道理を作る」 → 納得する
という語の構造をイメージすれば、意味も使い方もすっと頭に入ります。
英語の会話で「納得していることを伝えたい」「伝わっているか確認したい」
そんなときには、make sense をぜひ使ってみてください。
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