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「それは~そうだ」って英語でどう言ったらいいの?
英語で「それは~そうだ」と印象を伝えるとしたら、どのように言いますか?
たとえば「That sounds interesting!」は「それ面白そう!」という表現がその一つです。これは耳で聞いたことに対する印象ですが、ほかにはどのような言い方があるでしょうか。
この記事では、日常会話でよく使う「~そうだ」と印象を伝える英語フレーズを7つご紹介します。
聴覚や視覚など、知覚の種類ごとに整理したので、わかりやすい内容となっていると思います。
それぞれのフレーズのニュアンスや適した場面を理解し、例文を参考にしながら覚えていきましょう!
【聴覚】「~そうだ」聞いた印象を伝えるフレーズ
表現 | 日本語訳 | ニュアンス | 使われる頻度 |
---|---|---|---|
That sounds + 形容詞 | ~そうだ | 聞いた印象 | ★★★★★ |
That sounds + 形容詞(~そうだ)
That sounds + 形容詞 = ~そうだ(聞いた印象)
「That sounds + 形容詞」は、「それは~そうだ」という意味で、聞いた内容に対する印象を伝える英語表現です。
このフレーズは、感想というよりもあいづちに近いニュアンスを持っています。相手の話を聞きながら、その内容に対して興味をもっているよ、という意思表示です。
たとえば、友人が映画について話しているときに「That sounds interesting!(それ、面白そうだね)」というように使うことができます。
相手の話の内容に応じて適切な形容詞を選ぶことで、自然な相槌が可能になります。以下は感想を表す形容詞の例です。
ポジティブな感想を表す形容詞の例(クリックで開きます)
- great(素晴らしい)
- amazing(驚くべき)
- exciting(ワクワクする)
- interesting(面白い)
- fun(楽しい)
- fantastic(素敵な)
- delightful(楽しい、心地よい)
ネガティブな感想を表す形容詞の例(クリックで開きます)
- difficult(難しい)
- complicated(複雑な)
- tough(大変な)
- frustrating(イライラする)
- terrible(ひどい)
- boring(退屈な)
- disappointing(がっかりする)
客観的な感想を表す形容詞の例(クリックで開きます)
- reasonable(納得のいく)
- challenging(やりがいのある)
- normal(普通の)
- possible(あり得る)
- helpful(役に立つ)
このフレーズをマスターすれば、会話の流れを途切れさせずにスムーズな会話にすることができるはずです。
That sounds ~ の例文
That sounds interesting.
それ、面白そうだね。
That sounds difficult.
それは難しそうですね。
【視覚】「~そうだ」見た目の印象を伝えるフレーズ
表現 | 日本語訳 | ニュアンス | 使われる頻度 |
---|---|---|---|
It looks + 形容詞 | ~に見える | 見た目の印象 | ★★★★★ |
It appears + 形容詞 | ~のように見える | 見たところ~ | ★★★☆☆ |
It looks + 形容詞(~に見える)
It looks + 形容詞 = ~に見える(見た目の印象)
「It looks + 形容詞」は、「~に見える」という意味で、目で見た印象を伝える英語表現です。
このフレーズは、視覚的な情報をもとに判断したことを相手に伝える際に使われます。
例えば、食べ物や景色、服装など、目に見える具体的なものに対しての感想など。
たとえば、「It looks delicious(美味しそうだ)」は料理を見た印象であり、実際に食べて判断しているわけではないです。
この表現も、日常会話で使い勝手の良いフレーズなので、適切な形容詞と合わせて覚えておくと便利です。
It looks~ じゃなくてThat looks~ ではダメなの?
「That sounds ~」では「That」なのに、「It looks ~」では「It」なる場合が多いです。いったいこれはなぜでしょうか?
これは、「That」が具体的な対象を指すのに対し、「It」は一般的な対象を表現するときに使われるからです。
たとえば、友人が「新しい映画を観に行こう」と提案したとします。このとき、「新しい映画」はすでにふたりの間で話題にあがっているため、「That sounds interesting(それ、面白そうだね)」が自然になります。
一方で、映画のポスターを見ながら「面白そう」というときは、まだ話題に上がっていません。そのため、「It looks interesting(面白そうに見える)」のように主語は「It」のほうがしっくりきます。
そのため、音で情報を得る場合は「That sounds~」、目で情報を得る場合は「It looks~」が自然となるパターンが多いです。
映画のポスターを持って「どう?」と見せられた場合は、そのポスターが具体的に示されている対象(=既に話題に上がっているもの)となります。
よって、この場合は「That looks interesting.」が自然な表現になります。
It looks ~ の例文
It looks delicious.
それは美味しそうですね。
It looks sunny outside.
外は晴れているみたいですね。
It appears + 形容詞(~のように見える)
It appears + 形容詞 = ~のように見える(見たところの印象)
「It appears + 形容詞」は、「~のように見える」という意味で、客観的に物事を判断する際に使われる英語表現です。
この表現に含まれる「appear」は「見える」という意味ですが、直接的な視覚情報というよりも、状況や証拠に基づいた判断を伝えるときに用いられます。
そのため、「It looks ~」と比べると、ややフォーマルで論理的なイメージです。
たとえば、プロジェクトの進捗を評価するときに「It appears beneficial to invest in this project(このプロジェクトに投資するのは有益に見えます)」と言えば、具体的なデータや状況に基づいての判断を伝える表現になります。
It appears ~ の例文
It appears beneficial to invest in this project.
このプロジェクトに投資するのは有益そうですね。
It appears calm despite the situation.
状況に反して落ち着いているように見えますね。
【味覚/嗅覚】「~そうだ」味やにおいの印象を伝えるフレーズ
表現 | 日本語訳 | ニュアンス | 使われる頻度 |
---|---|---|---|
It tastes + 形容詞 | ~の味がする | 味の印象 | ★★★★☆ |
It smells + 形容詞 | ~のにおいがする | においの印象 | ★★★★☆ |
It tastes + 形容詞(~の味がする)
It tastes + 形容詞 = ~の味がする(味の印象)
「It tastes + 形容詞」は、「~の味がする」という意味で、何かの味を表現するときに使われる英語表現です。
このフレーズは、シンプルに食べ物や飲み物の味に対して率直に感想を伝える場面で使いましょう。
良い感想、悪い感想のどちらの場合でも使うことができます。
たとえば、「It tastes sweet(甘い味がします)」や「It tastes bitter(苦いですね)」のように、味覚に関する形容詞を加えます。
以下は、私が聞いたことのある、味を表す形容詞の例です。
味の感想を表す形容詞の例(クリックで開きます)
- Sweet(甘い)
- Sugary(砂糖のように甘い)
- Sour(酸っぱい)
- Tangy(ピリッとした酸味のある)
- Bitter(苦い)
- Astringent(渋い)
- Salty(塩辛い)
- Spicy(辛い)
- Piquant(ピリッと辛い)
- Hot(ヒリヒリするように辛い)
- Rich(濃厚な)
- Creamy(クリーミーな)
- Full-bodied(風味豊かな)
- Bland(味気ない)
- Tasteless(無味)
- Overpowering(味が強すぎる)
- Weird(変な味がする)
It tastes ~ の例文
It tastes sweet.
甘いですね。
It tastes bitter.
苦いです。
It smells + 形容詞(~のにおいがする)
It smells + 形容詞 = ~のにおいがする(においの印象)
「It smells + 形容詞」は、「~のにおいがする」という意味で、嗅覚を通じて感じた印象を伝える英語表現です。
たとえば、「It smells refreshing.(さわやかな香りがする)」や「It smells weird.(変なにおいがする)」のように、ポジティブな印象にもネガティブな印象にも使えます。
以下は、この表現で使える形容詞の例です。
匂いの感想を表す形容詞の例(クリックで開きます)
- delicious(おいしい香りがする)
- amazing(素晴らしい香りがする)
- fresh(新鮮な香りがする)
- sweet(甘い香りがする)
- pleasant(心地よい香りがする)
- aromatic(芳香がある)
- refreshing(さわやかな香りがする)
- weird(変なにおいがする)
- awful(ひどいにおいがする)
- stale(古びたにおいがする)
- rotten(腐ったにおいがする)
- pungent(鼻を刺すようなにおいがする)
- fishy(魚臭いにおいがする)
- sour(酸っぱいにおいがする)
- earthy(土っぽいにおいがする)
- woody(木のようなにおいがする)
- spicy(スパイシーなにおいがする)
嗅覚の印象を表現する際、「It」は一般的な対象を指すため、「It smells~」といった場合の話題の焦点は匂いそのものです。
一方で、「That smells~」を使う場合は、何かを指差しながら「その匂い」と言いたい場合に使われます。
たとえば、焼き立てのパンを指差しながら「That smells amazing!(それ、すごくいい香りがするね)」ということもできます。
It smells ~ の例文
It smells refreshing.
さわやかな香りですね。
It smells weird in here.
ここ、変なにおいがしますね。
【感覚】「~そうだ」全体的な印象を伝えるフレーズ
表現 | 日本語訳 | ニュアンス | 使われる頻度 |
---|---|---|---|
It seems + 形容詞 | ~のように思える | 客観的な推測 | ★★★★★ |
It feels + 形容詞 | ~の感じがする | 感覚的な印象 | ★★★★☆ |
It seems + 形容詞(~のように思える)
It seems + 形容詞 = ~のように思える(客観的な推測)
「It seems + 形容詞」は、「~のように思える」という意味で、客観的な推測や印象を伝える表現です。
「seem」という単語は、「~のように思える」「~らしい」といった意味を持つ動詞です。
この「It seems~」というフレーズは、主観的な感覚ではなく、目の前の状況や情報に基づいた判断を表す際に使われます。
たとえば、「It seems dangerous to go hiking in this weather(この天気でハイキングに行くのは危険そうだ)」というと、これは天気を見て判断した推測になります。
冷静な判断や分析的な意見を上手に伝えたいとき、このフレーズを使ってみましょう。
It seems ~ の例文
It seems dangerous to go hiking in this weather.
この天気でハイキングに行くのは危険そうです。
It seems logical to postpone the meeting.
会議を延期するのは合理的に思えますね。
It feels + 形容詞(~の感じがする)
It feels + 形容詞 = ~の感じがする(感覚的な印象)
「It feels ~」は、「~の感じがする」という意味で、感覚や心の中で感じる印象を伝える英語表現です。
この表現は、感覚に基づくざっくりとした印象を述べる際に使われます。
たとえば、「It feels warm(暖かく感じる)」や「It feels exciting(ワクワクする)」というフレーズでは、自分の体感や気持ちを相手に伝えることができます。
ひとつ前に紹介した「It seems~」も感覚を表す表現ですが、こちらは直接的な体感というよりも、その状況から客観的に推測する際に使われます。
「It feels~」は個人的な感覚や体験に焦点を当て、「It seems~」は外部の情報に基づいた客観的な印象を述べる際に適しているという違いを覚えておきましょう。
It feels ~ の例文
It feels warm and cozy in this room.
この部屋は暖かくて居心地がいいですね。
It feels thrilling to try something new.
新しいことに挑戦するのはスリリングに感じる。
まとめ:「~そうだ」7つの言い方を覚えて英語力を高めよう!
今回の表現をまとめるよ!
- 【聴覚】「~そうだ」聞いた印象を伝えるフレーズ
–「That sounds + 形容詞」 → 聴覚を通じた印象 - 【視覚】「~そうだ」見た目の印象を伝えるフレーズ
–「It looks + 形容詞」 → 視覚的な印象
–「It appears + 形容詞」 → 状況からの推測 - 【味覚/嗅覚】「~そうだ」味やにおいの印象を伝えるフレーズ
-「It tastes + 形容詞」→ 味覚の印象
–「It smells + 形容詞」→ 嗅覚の印象 - 【感覚】「~そうだ」全体的な印象を伝えるフレーズ
–「It seems + 形容詞」→ 客観的な推測
–「It feels + 形容詞」→ 感覚的な印象
この記事では、「それは~そうだ」と印象を伝える英語フレーズを7つ紹介しました。
それぞれの表現を聴覚、視覚のように知覚の方法で整理して覚えることで、日常会話の中でスムーズに使い分けることができます。
たとえば、「That sounds~」は相手の話を聞いたあいづちとして便利です。また、「It looks~」は目で見たものに対する感想を言うときに役立ちます。
これらのフレーズを覚えることで、日常のさまざまな場面で自分が受けた印象を英語で表現できるようになります。
ぜひ、それぞれのニュアンスや使い方をしっかり理解して、会話の中で積極的に使ってみてください!
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