【like以外も】「~が好き/~が嫌い」と英語で好みを伝えるフレーズ13選 | 型で覚える日常英会話シリーズ

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英語で「好み」ってどう表現するの?

英会話の中で、自分の好みを伝えるシーンはとても多いですよね。

例えば、好きな食べ物や趣味について話したり、苦手なものを伝えたりする場面は日常的にあります。

ぬこ(筆者)

I like cats.
(ネコが好きです)

しかし、毎回「I like」や「I don’t like」ばかりを使っていませんか?

私も以前はそうでしたが、ネイティブがそれ以外にも様々な言い方を使用しているのを聞き、場面に応じて適切な表現を使ったほうが自然だ と気づきました。

それからは、状況に応じてさまざまなフレーズを使い分けることを意識しています。

この記事では、「I like」や「I love」のようなポジティブな表現から、「I dislike」や「I’m not a big fan of」などのネガティブな表現まで、合計13個のフレーズを詳しく紹介します。

それぞれのフレーズのニュアンスや使い方を理解し、英会話の表現力を一気にアップさせましょう。

目次

「~が好き」とポジティブな好みを表す英語表現

表現日本語ニュアンス使われる頻度
I like + 名詞/動名詞~が好きだ一般的な好み★★★★★
I love + 名詞/動名詞~が大好きだ大好き★★★★★
I prefer + 名詞/動名詞~を好む選択★★★★☆
I’m interested in + 名詞/動名詞~に興味がある興味★★★★☆
I’m into + 名詞/動名詞~にハマっている熱中★★★★☆
I’m crazy about + 名詞/動名詞~に夢中だ熱狂的★★★☆☆
I’m fond of + 名詞/動名詞~が好きだ柔らかく好き★★★☆☆
I’m keen on + 名詞/動名詞~に興味があるかなり興味がある★★★☆☆

I like + 名詞/動名詞(~が好きだ)

I like + 名詞/動名詞 = ~が好きだ(一般的な好み)

英語で自分の好きなものやことを伝えたいとき、「I like」は一番基本的で便利なフレーズです。

たとえば、「I like coffee(コーヒーが好き)」や「I like swimming(泳ぐのが好き)」のように、趣味や普段好きなことを簡単に伝えることができます。

like」という単語は、「好き」というポジティブな気持ちを表すとても広い意味を持っています。

I like coffee.
コーヒーが好き

I like swimming.
泳ぐのが好き

もちろん、否定形の「I don’t like~」とすると、「~が好きじゃない」と言うこともできます。

また、「I like」は気持ちの強さを変えることもできます。たとえば、「I really like(本当に好き)」や「I kind of like(ちょっと好き)」といった言い方で、自分の気持ちを細かく表せます。

「like」については以下の記事で詳しく説明しています。ネイティブがどのような感覚で「like」を使っているかが分かるようになります。ぜひチェックしてみてください。

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【好き以外も】便利な「like」の使い方3種類をわかりやすく解説 「like」の意味は「好き」だけではありません!比較、例示、可能性、仮定といった多彩な用法をマスターしましょう。この記事を読むことでネイティブの使う「like」のイメージをつかむことが出来ます。

like ~ingとlike to ~の違いは?

like 動詞+ing」と「like to 動詞の原形」の違いは、使い方のニュアンスと場面にあります。

どちらも「好き」という意味ですが、少し違った使い方をするので、状況に応じて使い分けることが大切です。

まず、「like + 名詞/動名詞」は、一般的な好みや習慣を表すときに使います。この場合、「楽しいから好き」というニュアンスが強いです。

  • I like swimming.(泳ぐのが好き)
  • She likes reading books.(彼女は読書が好き)

一方、「like to + 動詞の原形」は、「その行動を良いことだと思っている」というニュアンスがあります。

特に、それをすることを重要だと思っているという意味合いが含まれることがよくあります。

  • I like to exercise in the morning.(朝に運動するのが好き)
  • He likes to keep his desk organized.(彼は机をきちんと整理するのが好き)

この違いを簡単にまとめると、「like + 名詞/動名詞」は「楽しみとしての好き」「like to + 動詞の原形」は「行動や価値観としての好き」というニュアンスがあります。

I love + 名詞/動名詞(~が大好きだ)

I love + 名詞/動名詞 = ~が大好きだ(強い好み)

I love」は、「I like」よりももっと強い気持ちを表すフレーズです。

この表現を使うと、自分が本当に好きなものや、心から情熱を持っていることを相手に伝えることができます。

例えば、「I love chocolate(チョコレートが大好き)」や「I love watching movies(映画を見るのが大好き)」といった形で、単なる好み以上の感情を示せます。

I love chocolate.
チョコレートが大好き

I love watching movies.
映画を見るのが大好き

このフレーズで大切なのは、「love」という単語が持つ「大好き」「情熱的」という意味です。「好き」以上の深い気持ちや特別な関心を表現します。

たとえば、「I love traveling(旅行が大好き)」と言うと、ただの趣味ではなく、自分がその活動に情熱を持っていることが相手に伝わります。

I prefer + 名詞/動名詞(~を好む)

I prefer + 名詞/動名詞 = ~を好む(選択的な好み)

I prefer」は、何かを他のものよりも好むときに使う表現です。「I like」と似ていますが、「どちらが良いか」をはっきり伝えたいときに便利です。

例えば、「I prefer tea to coffee(コーヒーより紅茶が好き)」のように、2つ以上の選択肢がある場合に自分の好みを具体的に示すことができます。

prefer」という単語には、「優先する」や「より好きだ」という意味があります。

この表現を使うとき、比較する場合には「to」を使いますが、単独で「I prefer reading(読書が好き)」のように使うこともできます。

I prefer reading.
読書が好き

I prefer tea to coffee.
コーヒーより紅茶が好き

このフレーズはフォーマルな響きがあるため、ビジネスの場面でも役立ちます。

また、「I prefer not to + 動詞の原形」という形にすると、「~は避けたい」という柔らかい否定を表すことも可能です。

例えば、「I prefer not to work late(遅くまで働くのは避けたい)」のように、丁寧に意見を伝えることができます。

I’m interested in + 名詞/動名詞(~に興味がある)

I’m interested in + 名詞/動名詞 = ~に興味がある(興味を示す)

I’m interested in」は、自分が興味を持っていることや関心がある対象を伝えるときに使う表現です。

このフレーズを使えば、自分の趣味や好きなことについて詳しく話すことができ、会話が広がるきっかけにもなります。

たとえば、「I’m interested in photography(写真に興味があります)」や「I’m interested in learning new languages(新しい言語を学ぶことに興味があります)」というように使います。

I’m interested in photography.
写真に興味があります

I’m interested in learning new languages.
新しい言語を学ぶことに興味があります

この表現では、「interested」という形容詞が「興味がある」という気持ちを表し、「in」という前置詞が続くことで、「~に興味を持っている」という意味になります。

I’m into + 名詞/動名詞(~にハマっている)

I’m into + 名詞/動名詞 = ~にハマっている(情熱的な好み)

I’m into」は、何かに夢中になっていることや現在特に好きなものをカジュアルに伝えるときに使う表現です。

このフレーズは、「I like」に比べて、より一時的な興味を表すニュアンスがあります。

例えば、「I’m into yoga these days(最近ヨガにハマっています)」や「I’m into watching documentaries(ドキュメンタリーを見るのにハマっています)」のように使います。

I’m into yoga these days.
最近ヨガにハマっています

I’m into watching documentaries.
ドキュメンタリーを見るのにハマっています

into」という単語は、「中に」という基本的な意味を持っていて、そのことに「のめりこんでいる」といったイメージです。

「I’m into」はややカジュアルな表現のため、友達同士の会話などで使うのに適しています。

I’m crazy about + 名詞/動名詞(~に夢中だ)

I’m crazy about + 名詞/動名詞 = ~に夢中だ(熱狂的な好み)

I’m crazy about」は、何かに非常に熱中していることを強調する表現です。このフレーズは、「I love」よりさらに感情的で情熱的なニュアンスを持ちます。

例えば、「I’m crazy about soccer(サッカーに夢中です)」や「I’m crazy about baking cakes(ケーキを焼くことに夢中です)」のように、好きなものや趣味について熱い気持ちを伝えるときに使います。

I’m crazy about soccer.
サッカーに夢中です

I’m crazy about baking cakes.
ケーキを焼くことに夢中です

この表現の中で特に注目したいのは「crazy」という単語です。「狂っている」という形容詞ですが、「I’m crazy about」という形で使うと、「狂うほど夢中になっている」という意味になります。

このフレーズは感情を強く表すため、フォーマルな場面や仕事の場では少しカジュアルすぎる印象を与えることがあります。そのため、使う場面や相手に注意を払いながら使いましょう。

I’m fond of + 名詞/動名詞(~が好きだ)

I’m fond of + 名詞/動名詞 = ~が好きだ(控えめで上品な好み)

I’m fond of」は、「~が好きだ」という気持ちを表す表現ですが、他の表現に比べて柔らかく控えめなニュアンスを持っています。

このフレーズは、穏やかで感情を抑えたトーンで使われることが多く、日常会話だけでなくフォーマルな場面にも適しています。

例えば、「I’m fond of classical music(クラシック音楽が好きです)」や「I’m fond of walking in the park(公園を歩くのが好きです)」といった形で使います。

I’m fond of classical music.
クラシック音楽が好きです

I’m fond of walking in the park.
公園を歩くのが好きです

fond」という単語は、「親しみを感じる」「好意を持つ」といった意味を持つ形容詞です。そのため、「I’m fond of」は、何かに対して温かい気持ちを持っているというイメージです。

I’m keen on + 名詞/動名詞(~に興味がある)

I’m keen on + 名詞/動名詞 = ~に興味がある(積極的な興味)

I’m keen on」は、何かに強い興味を持っていることや好きであることを表現するフレーズです。

この表現は特にイギリス英語でよく使われます。

keen」という単語は「熱心な」「強く望む」といった意味があるため、情熱的かつ積極的な関心を示すニュアンスです。

例えば、「I’m keen on playing tennis(テニスをするのが好きだ)」や「I’m keen on photography(写真撮影に興味がある)」のように使います。

I’m keen on playing tennis.
テニスをするのが好きだ

I’m keen on photography.
写真撮影に興味がある

このフレーズの否定形も合わせて覚えておきましょう。「I’m not keen on spicy food(辛い食べ物はあまり好きではない)」のように使うことで、控えめな否定を表現できます。

強い拒否感を示すわけではないので、丁寧に自分の意見を伝えたいときに便利です。

「~が嫌い」「~が好きじゃない」とネガティブな好みを表す英語表現

表現日本語ニュアンス使われる頻度
I dislike + 名詞/動名詞~が嫌いだ嫌い★★★★☆
I’m not a big fan of + 名詞/動名詞~はあまり好きではない苦手★★★☆☆
I don’t care for + 名詞/動名詞~はあまり好きではない関心がない★★★☆☆
I’m indifferent to + 名詞/動名詞~には無関心だ無関心★★★☆☆
I hate + 名詞/動名詞~が嫌いだ嫌悪★★★☆☆

I dislike + 名詞/動名詞(~が嫌いだ)

I dislike + 名詞/動名詞 = ~が嫌いだ(明確な否定)

I dislike」は、「~が嫌いだ」という気持ちをはっきり伝える表現で、何かに対して好まない気持ちを強く表現したいときに使います。

例えば、「I dislike noisy places(騒がしい場所が嫌いだ)」や「I dislike waking up early(早起きが嫌いだ)」のように使われます。

I dislike noisy places.
騒がしい場所が嫌いだ

I dislike waking up early.
早起きが嫌いだ

dislike」という単語は、「like」の反対語として覚えやすいですが、「hate」ほど強い否定ではありません。

そのため、「I dislike」は感情を抑えつつも、自分の意見を明確にするための柔らかい表現です。

ビジネスやフォーマルな場面で使いやすいのも、このフレーズの特徴です。

I’m not a big fan of + 名詞/動名詞(~はあまり好きではない)

I’m not a big fan of + 名詞/動名詞 = ~はあまり好きではない(控えめな否定)

I’m not a big fan of」は、「~はあまり好きではない」という控えめな否定を表現するフレーズです。

この表現は、強い否定を避けたいときや、相手に配慮しながら自分の好みを伝えたいときに便利です。

例えば、「I’m not a big fan of spicy food(辛い食べ物はあまり好きではない)」や「I’m not a big fan of watching horror movies(ホラー映画を見るのはあまり得意ではない)」といったように使います。

I’m not a big fan of spicy food.
辛い食べ物はあまり好きではない

I’m not a big fan of watching horror movies.
ホラー映画を見るのはあまり得意ではない

このフレーズの特徴は、「fan」という単語を使うことで、直接的な否定を和らげている点です。

fan」は「ファン」や「愛好者」を意味しますが、「I’m not a big fan of」という形にすることで、やや控えめなトーンになります。

「否定的な意見を伝えたいけど、相手との関係性を悪くしたくはない」という場面で、ぜひ活用してみてください。

I don’t care for + 名詞/動名詞(~はあまり好きではない)

I don’t care for + 名詞/動名詞 = ~はあまり好きではない(興味が薄い)

I don’t care for」は、「~はあまり好きではない」や「~にあまり関心がない」という意味を持つ表現で、控えめに自分の好みを伝える際に使います。

このフレーズは、「I dislike」ほど強い否定ではなく、やんわりと自分の気持ちを伝えることができます。

例えば、「I don’t care for loud music(うるさい音楽はあまり好きではない)」や「I don’t care for shopping malls(ショッピングモールにはあまり興味がない)」のように使います。

I don’t care for loud music.
うるさい音楽はあまり好きではない

I don’t care for shopping malls.
ショッピングモールにはあまり興味がない

この表現では、「care for」というフレーズが使われています。「care」という単語自体には「気にかける」「関心を持つ」といった意味があります。

そのため、「I don’t care for」とすることで「特に気にしない」というニュアンスが生まれます。

特にアメリカ英語で使われることが多い印象です。

I’m indifferent to + 名詞/動名詞(~には無関心だ)

I’m indifferent to + 名詞/動名詞 = ~には無関心だ(中立的な感情)

I’m indifferent to」は、「~に無関心だ」や「~に特に興味がない」という気持ちを伝える表現です。

このフレーズは、何かに対してポジティブでもネガティブでもないニュートラルな感情を示したいときに使います。

例えば、「I’m indifferent to sports(スポーツには無関心です)」や「I’m indifferent to fashion trends(ファッショントレンドには興味がありません)」といった形で使用されます。

I’m indifferent to sports.
スポーツには無関心です

I’m indifferent to fashion trends.
ファッショントレンドには興味がありません

indifferent」という単語は、「関心がない」「無関心な」という意味を持つ形容詞です。

この表現は、「I dislike」や「I don’t care for」などとは異なり、感情を示さないニュートラルな立場を表現する点が特徴です。

「I’m indifferent to」はフォーマルな表現なので、カジュアルな会話では少し不自然かもしれないです。

I hate + 名詞/動名詞(~が嫌いだ)

I hate + 名詞/動名詞 = ~が嫌いだ(強い嫌悪)

I hate」は、何かを非常に強く嫌っている気持ちを表す表現で、「嫌悪感」や「強い否定」のニュアンスを持つフレーズです。

この表現は、感情をはっきりと伝えたいときや、特定の物事や状況について強い意見を述べたいときに使われます。

例えば、「I hate waiting in long lines(長い列で待つのが嫌いだ)」や「I hate doing housework(家事をするのが嫌いだ)」のように使います。

I hate waiting in long lines.
長い列で待つのが嫌いだ

I hate doing housework.
家事をするのが嫌いだ

hate」という単語は、「憎む」や「嫌悪する」という非常に強い感情を示します。そのため、この表現を使う際には、相手に与える印象に注意が必要です。

特にビジネスの場では、このフレーズはあまり使わないほうが良いと思います。

まとめ:好みを表す英語表現を覚えて英語力を高めよう!

ぬこ(筆者)

今回の表現をまとめるよ!

  • 【好み】「~が好き」を伝えるフレーズ
    -「I like + 名詞/動名詞」 → 一般的な好み
    -「I love + 名詞/動名詞」 → 強い好み・情熱
    -「I prefer + 名詞/動名詞」 → 選択的な好み
    -「I’m interested in + 名詞/動名詞」 → 興味を示す
    -「I’m into + 名詞/動名詞」 → 熱中・ハマっている
    -「I’m crazy about + 名詞/動名詞」 → 熱狂的な好み
    -「I’m fond of + 名詞/動名詞」 → 柔らかく好みを伝える
    -「I’m keen on + 名詞/動名詞」 → かなり興味がある
  • 【嫌い】「~が嫌い・苦手」を伝えるフレーズ
    -「I dislike + 名詞/動名詞」 → 明確な嫌い
    -「I’m not a big fan of + 名詞/動名詞」 → 控えめな否定・苦手
    -「I don’t care for + 名詞/動名詞」 → 関心がない・あまり好きではない
    -「I’m indifferent to + 名詞/動名詞」 → 無関心
    -「I hate + 名詞/動名詞」 → 強い嫌悪感

今回は、英語で「好き」「嫌い」を表現するフレーズを13個紹介しました。

伝えたい微妙なニュアンスや、相手との関係性に応じてこれらを使い分けることで、より自然な英語になるでしょう。

ぜひ、実際の会話で積極的に使って英語で好みを伝える表現をマスターしましょう。

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この記事を書いた人

理系修士卒→外資エンジニア2年目

独学でネイティブレベルの英語を目標に日々勉強しています。英語学習におけるアウトプットの重要さに気づき,ブログ運営をはじめました。TOEIC870 、オンライン英会話16か月継続中。

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