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「~してもいいですか?」って英語でどう言うの?
この記事では、外資系企業でエンジニアとして働く筆者の経験をもとに、日常会話で役立つ「~してもいいですか?」にまつわる5つの英語表現を紹介します。それぞれの表現のニュアンスや適したシチュエーションを理解し、例文を参考にしながら覚えていきましょう。
ニュアンスの違い:「~してもいいですか?」5つの英語表現
英語で「~してもいい?」と言いたいとき、最初に思いつくのは「Can I + 動詞の原形」ではないでしょうか。
実際、「Can I ~?」はカジュアルな会話でとてもよく使われます。友達や家族との日常的なやりとりにはぴったりですが、フォーマルな場面では少しくだけすぎと思われることもあります。
筆者自身、外資系企業で働く中で、同僚に軽いお願いをする際によく「Can I~」を使ってきました。その一方で、ビジネスシーンでは「May I~」などの丁寧な表現が必要になることも多々ありました。
以下の5つの表現は、英語で「~してもいい?」と尋ねる表現です。それぞれどのようなニュアンスを持っているのかも合わせて見ていきましょう。
表現 | 日本語 | ニュアンス | 使われる頻度 |
---|---|---|---|
① Can I + 動詞の原形? | ~してもいい? | カジュアルな許可 | ★★★★★ |
② May I + 動詞の原形? | ~してもよろしいですか? | 丁寧な許可 | ★★★★★ |
③ Do you mind if + 文? | ~してもよろしいですか? | 許可の確認 | ★★★★☆ |
④ Is it ok if + 主語 + 動詞の原形? | ~してもいいですか? | 確認 | ★★★☆☆ |
⑤ Would you mind if + 文? | ~してもよろしいでしょうか? | 丁寧な許可の確認 | ★★★☆☆ |
「~してもいい?」の言い方 ① Can I~(カジュアルな許可)
Can I + 動詞の原形? = ~してもいい?(カジュアルな許可)
「Can I + 動詞の原形」は、日常会話で最もよく使われるカジュアルな許可表現です。友人や家族など親しい相手に軽いお願いをするときに便利です。ただし、フォーマルな場面では少し軽すぎると感じられる場合があります。
「Can I」は友人に「ちょっとこれやってもいい?」とゆるく聞くような感覚で使える表現です。
Can I~ の例文
Can I ask you a question?
質問してもいい?
Can I try this on?
これ着てみてもいい?
Can I call you tomorrow?
明日あなたに電話してもいい?
「~してもいい?」の言い方 ② May I~(丁寧な許可)
May I + 動詞の原形? = ~してもよろしいですか?(丁寧な許可)
「May I + 動詞の原形」は、「Can I」の丁寧版と言える表現です。目上の人やフォーマルな場面で使用するのに適しており、礼儀正しい印象を与えます。
たとえば、「May I take a photo here?(ここで写真を撮ってもいいですか?)」は、美術館や記念式典など、ややかしこまった場面で役立ちます。
May I~ の例文
May I take a photo here?
ここで写真を撮ってもいいですか?
May I ask you something?
お聞きしてもよろしいですか?
May I see your passport?
パスポートを拝見してもよろしいですか?
「~してもいい?」の言い方 ③ Do you mind if~(許可の確認)
Do you mind if + 文? = ~してもよろしいですか?(許可の確認)
「Do you mind if + 文」は、相手に配慮しながら許可を求める表現です。直訳すると「~しても気にしませんか?」という意味で、回りくどく許可を確認する言い方ですね。
この回りくどさから、相手の感情や状況を気遣うニュアンスがあります。「Do you mind if I open the window?(窓を開けてもよろしいですか?)」と言ったとき、窓を開けたいけど相手の快適さも考慮しているといった気持ちが入っています。
Do you mind if~ の例文
Do you mind if I open the window?
窓を開けてもよろしいですか?
Do you mind if I record this conversation?
この会話を録音してもよろしいですか?
Do you mind if I borrow your pen?
ペンをお借りしてもよろしいですか?
「~してもいい?」の言い方 ④ Is it ok if~(確認)
Is it ok if + 文? = ~してもいいですか?(確認)
「Is it ok if + 文」は、状況や行動について相手の許可を確認するカジュアルなフレーズです。親しい相手との会話でよく使われます。
「Is it ok if I take a seat here?(ここに座ってもいいですか?)」のように、親しい間柄やリラックスした場面で自然に使えます。ただし、フォーマルな場面では控えた方がよいでしょう。
「Can I」と同様にくだけた表現ですが、「Is it ok if」はやや柔らかいニュアンスがあります。
Is it ok if~ の例文
Is it ok if I take a seat here?
ここに座ってもいいですか?
Is it ok if I speak in Japanese?
日本語で話してもいいですか?
Is it ok if I leave early today?
今日早退してもいいですか?
「~してもいい?」の言い方 ⑤ Would you mind if~(丁寧な許可の確認)
Would you mind if + 文? = ~してもよろしいでしょうか?(丁寧な許可の確認)
「Would you mind if + 文」は、特にフォーマルな場面で使われる控えめな表現です。「Do you mind if」の丁寧版とも言えます。
「Would you mind if」は相手への配慮を最大限に示しつつ、控えめに許可を求める表現です。飛行機で後ろの席の人に「すみません、ちょっと席を倒してもいいですか?」と申し訳なさそうに尋ねる場面をイメージするとわかりやすいでしょう。
Would you mind if~ の例文
Would you mind if I reclined my seat?
シートを倒してもよろしいでしょうか?
Would you mind if I asked a question?
質問してもよろしいでしょうか?
Would you mind if I used your phone?
あなたの電話を使わせてもらってもよろしいでしょうか?
まとめ:「~してもいいですか?」5つの言い方を覚えて英語力を高めよう!
今回の表現をまとめるよ!
- 「Can I + 動詞の原形」 = カジュアルな許可
-「~してもいい?」
– 親しい人に使えるカジュアルな表現 - 「May I + 動詞の原形」 = 丁寧な許可
-「~してもよろしいですか?」
– フォーマルな場面に適した表現 - 「Do you mind if + 文」 = 許可の確認
-「~してもよろしいですか?」
– 丁寧で控えめな許可を求める表現 - 「Is it ok if + 主語 + 動詞の原形」 = 許可の確認(カジュアル)
-「~してもいいですか?」
– リラックスした場面で気軽に使える表現 - 「Would you mind if + 文」 = 丁寧な許可の確認
-「~してもよろしいでしょうか?」
– 丁寧でフォーマルな場面に適した表現
この記事では、日常会話で使える「~してもいいですか?」の英語表現を5つ紹介しました。それぞれの表現には異なるニュアンスがあり、使用する場面によって適切な選択が求められます。
これらの表現を場面ごとに適切に使い分けることで、より自然で円滑なコミュニケーションが可能になります。英語でのやり取りに自信を持てるようになるためにも、ぜひ例文を参考にしながら日常的に練習してみてください!
さいごに、外資系企業での経験を通して感じたことは、言葉遣いが丁寧であればあるほど、相手への敬意が伝わりやすいということです。場面に応じて柔軟に表現を切り替えるスキルを磨き、さらに洗練された英会話を目指してみましょう!
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